女性近年ではおしゃれのためにウィッグを取り付けることもありますが、医療用ウィッグとは目的という点において違いがあります。医療用ウィッグの目的は病気の治療において抜け落ちてしまった毛髪をカバーするという点にあり、単におしゃれで取り付けるおしゃれ用ウィッグとは異なります。医療用ウィッグが必要となるケースは、代表的なものとして抗がん剤による治療や、過度のストレスによる脱毛症の治療などが挙げられ、おしゃれのためではなく治療の一環として使用されるという特徴があります。

自分の毛髪が抜け落ちてしまうことは、とかく精神的にも害を及ぼすもので、特に女性の場合には見た目が著しく変化することによって心にも傷を負ってしまうというケースがよく見られます。そういった心のケアをするためにも医療用かつらは必要となります。見た目に変化をつけるという目的のおしゃれ用ウィッグも医療用かつらも、同じくかつらであって、それほど違いは無いようにも見えますが、目的には大きな差があると言えるのです。洋服を着ておしゃれをしている感覚ではなく、必要不可欠な必需品であって、精神面から治療を進めるため、という目的が医療用かつらにはあります。病は気からとよく言いますが、患者さんの心を支えるためのアイテムでもあるわけです。

目的はなに?普通のウィッグではダメなの?